アルコールっぽい赤ら顔(酒さ)は、血管トラブル

頬や鼻を中心に顔の広範囲が赤みを帯びた様子を赤ら顔といい、毛細血管拡張症という病気です。お酒を飲んでいるわけでもないのに常に赤い状態は、印象に影響を与え日常的に気になりストレスになってしまう病気です。
一口に赤ら顔といっても原因には色々なケースがあり、自分の原因とタイプを知って対処していきましょう。
皮膚の薄さ
皮膚の薄い人は、敏感肌でトラブルをおこしたやすくなります。皮膚の薄さは乾燥にもつながり皮膚のバリア機能が低下して、外からの刺激を受けやすくなります。紫外線や温度差の激しい環境は、血管の拡張、伸縮を繰り返して機能低下で拡張しっぱなしの拡張症にもなります。
ニキビの影響
くり返すニキビによりそのまま赤みが残り色素沈着して、赤い状態の顔になるタイプです。とくに皮脂分泌の多いTゾーンはニキビができやすくTゾーンの赤い顔の原因はニキビです。
アルコールの影響
アルコールには脱水酵素、いう成分があって体内の水分を奪います。脱水状態が続くと血液中の水分が不足して、血流が悪くなります。血行不良により、うっ血した部分がすけて見えて赤い顔になります。
薬による影響
アトピーなどに使われるステロイド外用薬の影響です。ステロイド剤の副作用で血流を悪くしたり、血管を拡張させることで赤い顔になります。
赤ら顔は別名酒さ様皮膚炎ともいわれ鼻、頬、額を中心に左右対称のタイプと、ニキビのように赤いぶつぶつがあらわれて毛穴や毛穴の周りの炎症により赤くなるタイプとがあります。
自分の原因を見極めて生活習慣の見直し、体質改善、治療や保湿などスキンケア、ニキビケアで対処していきます。
食生活の見直し
アルコールや喫煙をひかえカフェインの取りすぎは、毛細血管を拡張させ赤ら顔を悪化させてしまいます。唐辛子など香辛料も刺激にはなるので気をつけましょう。
スキンケア
過度の洗顔や洗浄力の強い洗顔料は皮膚への刺激で、かえって赤ら顔になってしまいます。肌にやさしいスキンケアがおすすめです。
炎症がおきている場合は、ビタミンC誘導体の化粧品が効果的です。さらにビタミンKは血行を促進する働きがあるので、ビタミンK配合の化粧品もおすすめです。
皮膚科、美容皮膚科の受診
赤ら顔の改善には、高血圧など内科的要素が隠れていることもあるので、専門機関での受診は近道になる可能性があります。
美容皮膚科では、主にレーザー治療で皮膚が浮き出ている血管を取り除いて改善していきます。回数を重ねるため、費用がかかります。
漢方薬で治療
東洋医学で赤ら顔を改善することもできます。身体のバランスの崩れや血行促進する漢方薬が用いられます。